• あまり使わない薬、でもいざという時のために
    あまり使わない薬飲み薬で、あまり使わない薬を常備しておくってことはないでしょう。注射薬となると、あまり使わなくても、緊急で必要な時のために常備しておくものもあります。化学療法剤の副作用に対応かつて抗がん剤と呼んでいたものを、最近は化学療法剤なんて言い方をします。ドキソルビシンという抗がん剤があります。このドキソルビシン、血管内へ注射で投与するのですが、血管から漏れ出てしまうことは、絶対に避けないと... 続きを読む
  • 久しぶりに薬の話
    病院に置く薬の選択動物病院では、さまざまな薬を取り扱います。ヒト用の薬、動物用の薬、先発薬、ジェネリック薬、国内薬、海外輸入薬、いろいろな分類があり、多くの製薬会社があります。全ての薬を病院に置くことは到底できないので、数多ある薬の中から、病院で使用する薬を選択していく必要があります。私たちの病院の選択私たちの病院では、次のような基準を設けています。動物薬があるなら、優先して採用する先発薬を優先し... 続きを読む
  • 海外輸入薬
    動物病院で使用・処方している薬の大半は、あたりまえだが、日本国内で販売されているものです。一部で、海外から輸入している薬もあります。日本で販売されていないもの、日本で販売されているが高額で、海外の方がかなり安いもの、そんな薬を海外から輸入しています。その中でも、目薬に関しては海外輸入薬の割合が多いかもしれません。動物用の目薬が結構多いのです。上の写真にも、ネコやイヌやウマの絵があるでしょ。ただ、輸... 続きを読む
  • ジェネリックの話 その4
    こんな例もあります。左が先発薬で、右がジェネリックです。「その3」でも書きましたが、先発薬はシートが大きく、中が見えません。その点をジェネリックは改善しています。今回のものはそれだけではなくて、薬の取り出しやすさにも工夫が見られます。先発薬は、シートから薬を取り出すのにハサミが必要です。オレンジの丸で囲ったところに、ハサミを入れる印があり、そこから切れ目を入れないと薬を出せません。手で破ることはで... 続きを読む
  • ジェネリックの話 その3
    先発薬と比較して、ジェネリックの価格と効果はどう違うは先日載せました。今日は、別の視点の話です。ジェネリックを販売している各社は、それ以外の違いをアピールしています。例えば、この薬。左が先発薬で右がジェネリックです。先発薬が中が見えない、1シート7錠でこの大きさ、外装が凹むと目立つ。これに対して、ジェネリックは、外装が透明で中が見える、1シート10錠でさらに小さい、在庫のスペースが少なくて済む。結構... 続きを読む

プロフィール

ダクとりくん

Author:ダクとりくん
ダクタリ動物病院京都医療センターのスタッフによるブログです。
公式キャラクターのダクとりくんが病院の様子や飼い主さまに役立つ情報を発信します。
口癖は、語尾に「~たり」と言ってしまうこと。
誕生日は、2016年11月5日と判明した。
申年ということになる。
HumanとAnimalとNatureをBondすることを使命とする。

ブログが病院HPに移行した後も、独自のブログをあげていくことを決意。
より気軽な内容で、つぶやいていくことに・・・。

検索フォーム

QRコード

QR