• 献血の取材
    献血活動の周知私たちの病院では、献血犬・猫を募集しています。血液バンクのようなものがないため、輸血が必要な時には、各々の病院で血液を用意する必要があります。急に輸血が必要になる場合があり、すぐに血液を用意できないこともあります。そのような機会を少しでも減らすことができるように、私たちの病院では、「定期献血」を行っています。定期献血輸血が必要な時に、献血犬・猫を探して、献血してもらうのではなく、普段... 続きを読む
  • 新しく献血協力いただきました
    先日、新しく献血の協力をいただきました。本当に感謝します。前回の献血分に関しては、今月に入って貧血のワンちゃんに輸血しました。輸血が必要な時に、すぐに輸血ができるということは本当にありがたいことです。今回の献血分についても大切に保管し、必要になるその時を待つことになります。もちろん輸血が必要なワンちゃんがいなければ、そちらの方が良いことです。... 続きを読む
  • 血清点眼って知っていますか? その4
    それでは、「血清点眼」をどうやって作成しているのでしょうか。まず、採取した血液を遠心分離して、「血清」と「血球成分」に分けます。これが分離後の血液です。上の方が液体になっていて(指で指しています)それが「血清」です。下の方が黒っぽくなっています、これが「血球成分」です。この液体部分を滅菌フィルター(最近の混入を防ぐ)を通して、集めます。この「血清」を滅菌した(感染の心配のないようにした)容器に分け... 続きを読む
  • 血清点眼って知っていますか? その3
    「血清点眼」用の「血清」をどのように作成しているでしょうか。一つの方法は、角膜潰瘍に使用するとして、そのワンちゃんから血液を採取し、血清を分離するのが「自己血清」といって一般的でしょうか。もう一つの方法は、他のワンちゃんから分離した血清を利用する「他家血清」もあります。他のワンちゃんから採取した血清も利用できるのです。ある程度の量の血清を得ようと思うと、ある程度の量の血液が必要です。ただ、体の小さ... 続きを読む
  • 血清点眼って知っていますか? その2
    血液の中には、いろいろなものが含まれています。それを大きく分けると、「血球成分」と「液体成分」に分けることができます。「血球成分」には、赤血球:酸素を運ぶ細胞で、血液が赤いのは赤血球があるからです。白血球:体に入ってきたばい菌なんかと戦う細胞で、「膿(うみ)」の正体です。血小板:血を固めるもの。が含まれています。その血球(細胞)が液体の中に浮いているのです。その液体のことを、「血清(けっせい)」と... 続きを読む

プロフィール

ダクとりくん

Author:ダクとりくん
ダクタリ動物病院京都医療センターのスタッフによるブログです。
公式キャラクターのダクとりくんが病院の様子や飼い主さまに役立つ情報を発信します。
口癖は、語尾に「~たり」と言ってしまうこと。
誕生日は、2016年11月5日と判明した。
申年ということになる。
HumanとAnimalとNatureをBondすることを使命とする。

ブログが病院HPに移行した後も、独自のブログをあげていくことを決意。
より気軽な内容で、つぶやいていくことに・・・。

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