• 動物病院によって薬の値段はいろいろ 2
    動物病院によって薬の価格設定はいろいろですが、処方料や分包手数料の設定もいろいろです。ヒトの病院では、診察後に処方箋をもらい薬局で薬を買います。昔は、動物病院と同じように、診察後に病院で薬をもらっていましたよね?私たちの病院では、処方料という名目は存在せず、薬の価格自体に反映させています。また、分包手数料も基本的にはいただいていません。なので、診療明細はシンプルになります。病院によっては、4分の1... 続きを読む
  • ところで子猫のワクチンはというと
    子猫の場合にも、生まれた年には3度のワクチン接種が推奨されます。私たちの動物病院では、Virbacというメーカーの3種混合ワクチンを採用しています。特に、これは生ワクチンなのです。いろんなワクチンメーカーがありますが、ネコのワクチンはだいたい3種がほとんどです。そして、不活化ワクチンがほとんどです。生ワクチンと不活化ワクチンの違いについては、どこかで機会があれば。ネコに関しては、生まれ年には、年間3度の... 続きを読む
  • ワクチンにも種類があります
    ワクチンメーカーはいくつかあって、それぞれのメーカーでいくつかの種類があります。私たちの病院では、zoetisというメーカのバンガードという犬用ワクチンを採用しています。6種混合と10種混合を採用しています。違いは何かというと、価格や副作用等もありますが、レプトスピラ感染症を予防できるかどうかです。レプトスピラのない、ウイルス感染症を予防するだけのものが6種。レプトスピラを含めたものが、10種です。レプ... 続きを読む
  • まず、ワクチン接種です
    ワンちゃん、ネコちゃんをお家に迎えたら、「お家の環境になれるかな?」「ごはんしっかり食べてくれるかな?」「しつけはうまく出来るかな?」いろいろ心配事は尽きませんが、動物病院でのワクチン接種も計画をたてましょう。以前は、ワクチンの接種時期の基準が混沌としていた時代もありましたが、今は、推奨される基準が出来ています。特に、子犬・子猫の時のワクチン接種は重要で、子犬・子猫ともに、生まれてから3回のワクチ... 続きを読む
  • CT検査はその日の内に
    CT検査をするには、全身麻酔が必要だし、全身麻酔をするには、全身の状態を把握することが必要だし、麻酔前には点滴が必要だ。いろいろ準備は必要ですが、検査を急ぐことも多いし、検査をする以上、結果を急ぐことも多い。私たちの病院では、CT検査をした際には、その日の内に検査結果を出すようにしています。しっかり撮影計画をたてて、撮影したデータをしっかり読影。動物の状態を見ながら、PC画面とにらめっこです。肩こりと目... 続きを読む
  • 動物病院にもICU
    動物病院にもいわゆるICU設備があります。例えば、こんな感じです。酸素濃度を調整でき、温度と湿度の管理もできます。今日も、心臓が悪くて肺水腫になっているワンちゃん、誤嚥性肺炎になっているワンちゃん、心臓がかなり悪くて手術したあとのワンちゃん、肺炎を疑っているネコちゃん、がICUに入っています。自宅で酸素管理が必要な場合には、簡易の酸素室の貸し出しもあります。例えば、こんな感じです。手前のベージュの箱みた... 続きを読む
  • 緊急事態宣言解除になるの?
    院内は常時換気状態なので、4月のはじめくらいは、かなり寒くて、風邪をひくんじゃないかくらいでした。最近は、暑い!冷房をかけるのに、窓を閉め切る?でも、換気はどうする?窓を開けたまま、冷房をかける?電気代がかかるけれど、仕方ないのかもしれません。アフターコロナという言葉もありますが、いろんなことが、昨年までとは違ってくるのでしょう。マスクと手袋着用での診察。これがまた暑い!でも、これが当たり前になる... 続きを読む
  • 献血のお願い 続き
    動物病院によって、献血犬、猫の募集基準は異なると思いますが、私たちの病院ではこんな感じです。ワンちゃんに関しては、以前は体重制限をかけていました。15kg以上の体の大きなワンちゃんでお願いしていました。1度に採血できる量には上限があるため、体が大きい方が、多くの血液を提供いただけるからです。ただ、最近は特に小型犬が多く大型犬は少ないように感じます。本当に献血犬、猫のご協力をお願いしたいので、体重制限を... 続きを読む
  • 献血のお願い
    ヒトの方でも、輸血が足りないらしいですが、イヌやネコでも慢性的に不足しています。大型犬とは言わないまでも、大きめのワンちゃんを飼われている方、ネコちゃんを飼われている方、献血にご協力いただけると助かります。ヒトとは違って、ワンちゃんやネコちゃんでは輸血バンク的なものが存在しません。必要なときに、献血協力してもらえるイヌやネコからその都度血液を採取するのが一般的です。ただ、そう都合よくいかない場合も... 続きを読む
  • 動物病院によって薬の値段はいろいろ
    動物病院は、「自由診療」となっていて、診察料や手術代、薬の価格も各病院が自由に設定できる。同じ薬を処方されたとしても、病院によって価格はいろいろということになる。また、どんな薬でも1錠単位で処方出来ればいいのですが、以前の記事でも書いたように、ヒト用の薬を例えば小型犬に処方する場合には、細かく割ったり、粉にしたり等をしなくてはいけない。では、割った薬をいくらで処方するかも病院によっていろいろなので... 続きを読む

プロフィール

ダクとりくん

Author:ダクとりくん
ダクタリ動物病院京都医療センターのスタッフによるブログです。
公式キャラクターのダクとりくんが病院の様子や飼い主さまに役立つ情報を発信します。
口癖は、語尾に「~たり」と言ってしまうこと。
誕生日は、2016年11月5日と判明した。
申年ということになる。
HumanとAnimalとNatureをBondすることを使命とする。

ブログが病院HPに移行した後も、独自のブログをあげていくことを決意。
より気軽な内容で、つぶやいていくことに・・・。

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