• デンタルキャンペーン
    デンタルケアの重要性毎日歯磨きをしていても、磨き残しはかならずあります。だから、定期的に歯医者さんに行って、溜まった歯石をきれいにしてもらった方が良いでしょう。これは、ヒトの話です。ワンちゃんやネコちゃんはどうでしょう。私たちほどしっかり歯磨きできていますか?毎日磨けていますか?奥歯の内側も磨けていますか?実際は、なかなか難しいと思います。そこで、動物病院での歯石除去処置を定期的に受けるべきでしょ... 続きを読む
  • 猫の顔貌の変化に気を付けて
    顔貌の変化は自宅でも気付ける毎日、自宅のネコちゃんの顔は見ますよね。そこに何らかの変化が起これば、一番気が付きやすい病気のサインかもしれません。どこかが腫れている目の色が変わってきた左右非対称になってきたいろいろな変化が起こることがあります。あまり様子を見ていてはいけないことも多いのです。実際に起こった変化このネコちゃんの顔をよく見てください。なにか異常に気付きませんか?涙もヒントです。左右をよく... 続きを読む
  • 歯石の話
    歯石は放っておいていいの?そんなことは、絶対にありません。歯石なんて、「百害あって一利なし」です。こんな口をしていませんか?このままで良い、なんてことはないですよね。歯に、黒っぽい歯石がこってりと付いています。こってりはラーメンだけにしてください。歯茎だって、真っ赤になって腫れています。このワンちゃんは、ずっと歯や歯茎が痛いはず。これは、どうでしょう。歯が見えないくらいに黒っぽいというか、グレーと... 続きを読む
  • 前足の骨折 ~トイ・プードルは要注意!?~
    橈尺骨骨折(とうしゃっこつこっせつ)橈骨と尺骨とは、前足の手首から肘までを構成する骨で、2本セットです。緑の矢印のところですね。2本の骨が並んでいるので、骨折する時は、だいたい2本とも折れてしまいます。なので、橈尺骨骨折となるのです。トイ・プードルに多い?骨折は、どの犬種にも起こる可能性があります。ただ、この橈尺骨骨折は、トイ・プードルに多いように思います。骨折の原因も、ソファーから飛び降りたら折れ... 続きを読む
  • 誤食 ~何か食べちゃった~ epilogue
    誤食で特に注意なのは急に吐き出したりとか、誤食を特に疑うのは、過去にも誤食をしているとにかく若い犬や猫特に若い大型犬高齢の犬や猫が急に誤食ってことは、そうそうありません。若い大型犬は要注意若いバーニーズやラブラドールなどの大型犬が、急に吐き出したり、食欲がなくなったら、まず誤食を疑います。あくまで経験談ですが、大型犬の食欲がなくなるなんてことは、滅多にありません。食欲がないなんてことに陥れば、放っ... 続きを読む
  • 股関節の病気 ~骨頭切除という手術~
    骨頭切除術股関節脱臼や股関節の変性がひどい等、股関節に問題がある場合に骨頭切除(こっとうせつじょ)という手術があります。簡単に言うと、太ももの骨と骨盤をつないでいる骨頭を切り離してしまう手術です。実際の手術後このように骨盤と大腿骨(だいたいこつ)が、切り離されているようになる手術です。左右を見比べてください。大腿骨や足の位置は左右対称になっているでしょ。こちらもどうでしょうか。骨頭は切り取られてい... 続きを読む
  • 困ってしまう質問
    先生の○○なら、どうしますか?重要な治療の選択が迫られる場面などで、「先生の飼っているイヌなら、どうしますか?」「先生の飼っているネコなら、どうしますか?」という質問?投げかけ?が、たまにあります。未だに、何と答えていいのか悩んでしまいます。実際には経験上、このような質問を受けて、「私だったらこうします」と答えた際に、「じゃあ、そのようにします」ってなったことがない。私の答えが、獣医獣医しすぎていて... 続きを読む
  • 股関節の病気 ~3本足で歩く~
    股関節脱臼股関節が外れてしまうことです。外れたほうの足は、痛くて歩けません。交通事故や足を滑らせて等々、事故的な要因で起こることが多いのですが、股関節の病気から発症することもあります。股関節脱臼のレントゲン写真オレンジの丸で囲った方の股関節が、脱臼しています。このワンちゃんは、暴れていて脱臼したはずです。こちらも脱臼していますが、上の写真とは「外れ方」が違いますね。こんな症状後ろ足を着かず、3本足... 続きを読む
  • 誤食 ~何か食べちゃった~ episodeⅣ
    開腹手術の判断誤食したからと言って、必ず開腹手術とはなりません。吐いて出ることもあるでしょう、便とともに出ることもあるでしょう、内視鏡で取り出せることもあるでしょう。それらで出なかった場合、出なさそうな場合、腸に詰まっている場合、開腹手術が必要になります。実際に誤食して、それが腸に詰まっていて、吐き続けている。そんな場合でも、本当に手術が必要か迷う場面も多い。開腹手術の判断にCT検査明らかに、腸に詰... 続きを読む
  • 脾臓に腫瘍ができているかも episodeⅢ
    脾臓摘出、その前にCT検査脾臓にできた、腫瘤。腫瘍あってもなくても、良性でも悪性でも、ある程度の大きさなら、いつ破裂してもおかしくないので摘出しましょう。このくらいの大きさでも、脾臓の表面から盛り上がっているなら、破裂しても不思議ではありません。そもそも、悪性腫瘍いわゆる「ガン」の可能性があるので、摘出しましょう。いろいろな経緯で、脾臓摘出に踏み切る場合は多いように思います。脾臓摘出は、それほど難易... 続きを読む

プロフィール

ダクとりくん

Author:ダクとりくん
ダクタリ動物病院京都医療センターのスタッフによるブログです。
公式キャラクターのダクとりくんが病院の様子や飼い主さまに役立つ情報を発信します。
口癖は、語尾に「~たり」と言ってしまうこと。
誕生日は、2016年11月5日と判明した。
申年ということになる。
HumanとAnimalとNatureをBondすることを使命とする。

ブログが病院HPに移行した後も、独自のブログをあげていくことを決意。
より気軽な内容で、つぶやいていくことに・・・。

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