チュールを開けた時に切り取った先を食べた猫
誤食は結構多い。
今までもいろんなものを食べた犬や猫がいました。
犬で多いのは、靴下やタオルなどの布製品。
串。
飼い主さんの薬。
おもちゃ。
なんらかの種。
猫で多いのは、やはりひも。
糸のような細いひも。
毛糸。
チャーシューを縛っていたひも。
おもちゃ。
さて、今回遭遇したのは、チュールを開ける際に千切り取った先の部分を食べちゃった猫。
実際の写真がこれ。
ここの部分ですね。
確かに、チュールが大好物の猫なら食べてしまっても仕方がないように思えます。
CT検査を行いました
食べてから数日が経過していたため、胃の中にあるか不明だったため、
CT検査を行ったのです。
レントゲン検査では、全く写ることはなかったものの、
CTであれば、何とか写るのではないかと考えたのです。
これが実際のCT結果ですが、赤の矢印の先に白い線状の影が・・・。
これは胃の中です。
胃の中に、薄い、やや金属的な、数cmの何かが写っていました。
内視鏡で確認することになりました。
胃の中に、チュールのかけらが・・・。
総括
間違って飲み込んでしまった場合、直後であれば吐かせる処置を考慮するでしょう。
ただ、時間が経過していて、胃の中にない場合、吐き出すことはできません。
今回のCT検査では、本当にうっすら見えただけで、
見落としてしまいがちです。
内視鏡で見つかって、取り出せて、本当によかったと思いました。
焼き鳥を食べた後の、串。
チャーシューをしばってあった、ひも。
チュールが少し付着した、容器のかけら。
おいしい味やにおいが付いたものには、要チュー意でしょうか。
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